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【50代医療事務】アラフィフから未経験で働き始めた本音はどうなの?

私が医療事務の仕事を始めたのは、40代後半でした。

それまで派遣やパートも含め、一般事務の経験はあります。

でも医療事務で働き始めて、今までとは全然違うことばかりです。

働いてみて良かったこと、大変なことなどを書いています。

この記事でわかること

アラフィフから未経験で仕事を始めた私の本音です

  • 医療事務の仕事について業務編
  • 医療事務の仕事について業務以外編
  • 医療事務の大変なこと
  • 医療事務の仕事でよかったこと

実際に働いてみないとわからないことばかりです。
参考にしてくださいね。

目次

【50代医療事務】の本音|最初に思った10のこととお給料

初めての医療機関での仕事は、思っていたイメージとは全然違いました。

最初の3ヶ月くらいは、とてもネガティブな気持ちで仕事をしていたものです。

最初に働いたのは、風邪を引いたらいくような近所のクリニックです。

その最初の頃に感じたことで「あれ?今までの仕事となんか違う」なと思った本音です。

業務以外編1〜5

1事務職だけどお客さま商売

医療機関にとって、患者さんはお客さまですから様々なことに気配りが必要です。

患者さんにはいろいろな人がいますので、言葉の使い方などは接客業と同じです。

働き始めて一番違うと思ったこと=患者さまはお客さま

2朝が早い

医療機関では受付開始時間が、8時や8時30分が多いと思います。

それより早く来る患者さんが多いのが、医療機関です。

一般事務だと9時始業の少し前に席に着く、というのが多いと思いますが朝はとても早く始まります

3昼休みが長い

特にクリニックは、昼休みが長いところが多いのが特徴です。

1時間30分から2時間というところが、ほとんどなのです。

買い物に行ったり、昼寝をしたりしますがかなり長いです。

4いつ終わるかわからならい

昼も帰りも、患者さんの受付や診療内容によって終わる時間が左右されます。

早く終わることもありますが、その時になってみないとわからないのです。

予定のある時などは、少し困ります。

5医師とのコミュニケーションのとり方がわからない

いろいろな医師がいてそれぞれの雰囲気もありますが、最初は医師との距離感がわかりませんでした。

職場内ではえらい人だけど、仕事の上司とは違うのです。

業務編 6〜10

6薬局からよく電話がくる

患者さんは、処方せんを持って薬局に行きます。

薬剤師は不明なことを疑義照会といって、医師に電話などで確認をします。

その薬局からの電話がとても多いのです。

7常に確認をすることがたくさんある

  • 保険証
  • 診察券
  • カルテ
  • カルテ入力内容
  • 処方せん
  • 診療明細
  • 領収書
  • 会計金額

など、とにかく確認することがたくさんあります。

間違いのないように、常に確認をしながら仕事をします。

8聞き慣れない言葉がたくさんある

治療・検査・薬など初めてきく言葉が多く、似ているものもたくさんあります。

慣れると大体どんなことかわかりますが、慣れるまでは本当に大変でした。

9同姓同名が多い

毎日たくさんの患者さんが来る医療機関は、同姓同名の方もたくさんいます

そのため、本人確認はとても重要です。

10パソコンスキルは必須

今はどんな仕事も、パソコンでの作業がメインですよね。

医療機関も思っている以上にパソコンが使えないと、仕事になりません

そのため、パソコンスキルは必須です。

お給料のこと

勤務先や勤務形態にもよりますが、お給料は決して高くありません。

医療機関には医師のほかに看護師、検査技師など、多くの国家資格を持つ仕事があります

当然そのような仕事は、お給料が高くなるためです。

その中で働く事務職のお給料は、あまり期待できません

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【50代医療事務】の本音|仕事で大変なこと5選

どんな仕事にも、大変なことはあります。

でも、仕事をおぼえて続けていくうちに慣れてくるものです。

例えば『医師の書いたカルテの字が読めない』『聞き慣れない用語』などもそのうち慣れてきます。

仕事には慣れた今でも大変だなと思う5つのことです。

1 間違いが許されないプレッシャー

毎日、たくさんの患者さんが来院します。

保険の種類から、診察内容、お薬など全部違います。

常に確認漏れのないように、確認が必要な仕事です。

そしていろいろ業務で、正確な仕事が求められます。

ひとつの間違いが、たくさんの人に迷惑をかけることもしばしば。

そのため、間違ってはいけなというプレッシャーが常にあります。

そうはいっても人間ですから、間違ってしまうこともありますよね。

間違いを少なくする努力は、常に必要です。

2 患者さんの対応

医療事務は接客業ということを考えると、患者さんの対応はとても大事です。

患者さんは、体調が悪いなどの理由があって病院に来ます。

どんな人にもホスピタリティーを持って接する

医療従事者の一人として、常に忘れてはいけないことです。

3 常に勉強が必要

新しい治療や検査、薬などわからない事は調べておぼえます

また2年に1度、4月に診療報酬の改定もあります。

そのほかにも法律や運用が変わった時は、きちんと把握しておかなければなりません。

医療の世界は常に進歩していますので、日々勉強です。

4 時間が読めない・忙しい

自分のペースで仕事ができないので、いつ終わるかわかりません

受付時間があと少しで終わる、と思っていても駆けつけてくる患者さんがいます。

診療が長引いたり、点滴が終わらない時もあります。

電話をとりながら仕事をしたり、とにかく忙しく1日が終わります

また月に1度のレセプト提出の時は、残業をすることも。

1ヶ月が終わるのが、とても早く感じます。

5 職場内の人間関係

仕事をする上でのコミュニケーション、人間関係はとても大事です。

医療機関の規模によっても変わりますが、医療機関は女性が多い職場です。

たくさんの職種もあって、年齢層も幅広いので気を使う事も多いです。

【50代医療事務】の本音|仕事で良かったこと5選

大変な事もありますが、仕事に慣れた今だから思える良かった事です。

1 医学的知識が増える

担当する診療科などによっても変わりますが、自然と薬や検査の事などをおぼえてきます。

知識として知っておいて、損はないことばかりです。

2 スキルとやりがい

仕事をおぼえて慣れてくると、やりがいのある仕事です。

  • パソコンや書類作成などの事務作業
  • 患者対応や電話応対などの接遇

いろいろな経験を積んできた50代だからこそ、できることもたくさんあるのです。

医療従事者のひとりとして仕事をしていますので、大変な仕事でも誇りに思います。

3 患者さんから感謝される

患者さんやその家族の方に感謝の言葉をかけられた時などは、本当に嬉しく感じます。

頑張って良かったと思える1番のことです。

4 通勤時間が短い

家の近くに医療機関があると、徒歩で通勤ができてとても楽です。

交通渋滞や電車の遅延など、時間を気にしなくてすみます。

50代の今、なるべく早く帰って家事をして、早く寝るのはとても大事です。

医療事務はほとんど制服があります。

職場が近いと、服装なども気にせず通勤できます。

5 長く働けて安定している、転職しやすい

40才後半に、私が医療事務の仕事を目指した一番の理由です。

現役で働いている、70代の方もいます。

大変なことはあっても肉体労働ではありませんので、仕事に慣れていれば長く働くことができます。

現代の高齢化社会では、医療機関がなくなることもありません。

求人は、派遣やパートでもたくさんの募集があります。

転居をする事があっても仕事を探しやすかったり、働き方が選べるのです。

何かあってもなんとかなる、と思えるのは悪い事ではありません。

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【50代医療事務】の仕事についての本音まとめ

私自身も改めて、医療事務の仕事について考えることができました。

日々の仕事の中では大変な事も、もちろんたくさんあります。

でも若い人とは違うアピールができる仕事です。

最初の3ヶ月くらいは、泣きながら仕事に行った事もありました。

いろいろな事を勉強し、教えてもらいながら今にいたります。

たくさんある仕事の中から、医療事務を選んで良かったと思っています。

50代になって老後の事を考えると、少しでも長く働かなければなりません。

アラフィフから医療事務ができるか心配なあなたも、まだ大丈夫ですよ。

最後まで読んでいただきありがとうございました

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コメント

コメント一覧 (5件)

  • はじめまして 医療事務興味があり 未経験ながら 下調べ したり 就活中です 調剤事務は ✕ 次 クリニック 面接まで こぎ着けました まだまだ 道のりは 長そうですが 楽しんで 勉強中です 😊

    • 初めまして、こんにちは。
      私も全くの未経験から始めて、最初は本当に大変だなと思ってましたが・・・
      慣れるとなんとかなるもんですよ。
      ぜひ就活が実ることを、陰ながら応援しています\(^^)/
      ちなみに私も調剤薬局の資格も取りました。
      勉強が楽しんでできるなんて、素敵です♡

  • 10月からまず、受付事務からはじめました~。
    50代前半ですが、毎日頭がぐるぐるしてまして通信の医療事務の勉強も見たくねー!と思う日々です。
     そのうち算定やレセプトも追々やるつもりですが、毎日やれるんかー?わからないことばっかりー!、小口のお金が合わなーい!、5回目のコロナワクチン予約?、インフル自費?
    なんで~ウエブで予約してから来てよー!ほか諸々で、泣いてます。

     先ずは間違えることを少なく、確認してやる。声掛け、わからないなら聴く、感謝の言葉は必須!でやるしかないですね~。

    ありがとうございます。

    • 返信がかなり時間がたってしまい申し訳ありません。
      私も最近かなりバタバタでコメントいただいていたことに気がつかず・・・
      10月からだとそろそろ慣れてもきてると思いますが、かなり疲れも出て来る頃ですよね。
      日々新しいことだらけで「泣ける」じゃなくて「泣く!」のわかります。
      でも感謝の言葉は必須と思えるのは素敵です。
      1日でも早く自分のペースでお仕事ができるようになることを祈ってます!
      頑張ってくださいね〜
      コメントありがとうございます(^^)

  • 50歳です。介護職を辞めて、医療事務の職に就こうか悩んでおります。背中を押していただきました。

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